【相談事例③】相続人が遠方に住んでいて被相続人の財産状況が不明だったケース
奈良県在住のA様が亡くなられ、ご長男のB様より「相続の手続きをしたいが、遠方に住んでいるため、どれだけの財産があったのか分からない。」とご相談がございました。
A様はお一人で住まわれていたので、どのような財産をお持ちだったのかを把握している人がおらず、何から手をつければいいのか分からないとお困りのご様子でした。
<弊社からのご提案・お手伝い>
財産を調査するため、まずB様に、銀行の通帳や納税通知書等の書類があるか探していただくようお願いいたしました。
B様がA様宅を探されたところ、いくつか資料が見つかりましたので、それを基に銀行口座や不動産等、A様の資産状況を弊社が調査することをご提案させていただきました。
また、資料は見当たりませんでしたが、お話を詳しくおうかがいした結果、証券についても併せて調査することをご提案し、A様の財産の調査に取り掛かりました。
<結果>
幸いにも、A様のご自宅から通帳や納税通知書等の資料が見つかりましたので、財産を特定するに至りました。
また、証券についても幾つかの証券会社を調査した結果、財産を特定することができ、B様も大変満足されたご様子でした。
今回のケースのように亡くなられた方の財産が分からない状況を避けるため、事前に財産目録や遺言書を作成することがとても重要です。
しかし、そういった手続きは煩雑で、二の足を踏んでしまう方が多くいらっしゃることも事実です。
弊社では、ご依頼者様の要望に沿って、預貯金や証券の他、加入されている生命保険の照会や借入金等のマイナスの財産の照会も請け負っております。
亡くなられた方の財産が分からずお困りの方ががいらっしゃいましたら、いつでもお気軽にご相談ください。
可能な限りお手伝いさせていただきます。